ソロプレイメインで遊んで6年、個人的にお気に入りのボードゲーム3選
近年はデジタルでのゲーム…コンピューターゲームの発展が目覚ましいです。グラフィックは一昔前からは考えられないほど向上していますし、広い世界を自由に歩くことができて自由度も高い。
さらには、オンライン要素が発展したことによって、今では『ネット対戦』もしくは『Coopプレイ』に主軸を置いたゲームが人気を博している現状。
しかし、その一方でアナログゲームも静かなブームになっていることをご存じでしょうか。対面で行わなければならない以上、この頃の世界情勢もあって厳しい局面を迎えてはいます。
しかし熱心な愛好家は、今でも収集をしたり、細心の注意を払った上でプレイをしています(オンライン上で遊んだりなど)。
そんな私も、ボードゲーマーと名乗るには経験が少ないですし所有するものも多くはないのですが、コンピューターゲームにはない、アナログならではの魅力にひかれる一人です。
そこで今回は、ソロプレイメインで遊んで6年の私が、お気に入りのボードゲーム3選をご紹介します。
(1)エルダーサイン
クトゥルフ神話をテーマにしたボードゲーム。同じテーマのエルドリッチホラーもやりこんでいて、どちらにしようか…と悩みました。
『エルダーサイン』は私がたまたま、iPhoneのアプリで買って遊んだのですが、これがきっかけでボードゲームの世界にハマったのでこちらを選択することにしました。
同じ世界観である他のゲーム(アーカムホラー、マンションオブマッドネスなど)と比較した際、エルダーサインはもっとも『軽い』と言われるゲームです。それもそのはず、基本的にはダイスゲームであり、運の要素が強めのルール。
一応言っておきますと、完全な運ゲーではなく、ある程度攻略順を考えたりアイテムを使ったりすればプレイヤーが干渉することは十分に可能です。
しかしその手軽さもあるので、これからボードゲームを始めてみたい方、特にクトゥルフ神話が好きな方にはおすすめです。
また、根っからのギャンブラーでサイコロで自分の運命力を試したい方もどうぞ。
ダーダオチェン/翻轉大稻埕/Dadaocheng
台湾のSoso Studioが制作したボードゲーム。自分はこのゲームの雰囲気が気に入ったため、初版に日本語訳を付けて販売していたすごろくやさんから通販で購入しました。
パズルで産物を手に入れて、それを元手に拡大再生産を行う、といったルール。
ゲームそのものに目新しい部分はそこまでないのですが、このゲームの魅力は何と言っても、欧米諸国が作ったものにはないその雰囲気。
決してけなしているわけではありません。ルール自体も非常にわかりやすく、それもあいまってこの独特の雰囲気にゆっくりと浸ることができるのです。
さらに『アヘン』や『アヘン館』といった産物やカードが登場するのですが、それらにはしっかりとペナルティが設けられています。
台湾の歴史も学ぶことができる良質なボードゲームです。
余談ですが、このゲームを購入してダンボールから取り出し開封した時に、なんとも言えない(くさいというわけではない、中国茶のような香り…?)がしたことを今でも鮮明に覚えています。とてもいい思い出。
パズル要素が好きな方、落ち着いてのんびりと遊びたい方におすすめです。
ラ・グランハ
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いわゆる要素もりもりのゲーマーズゲーム。
あなたはマヨルカ島で農場経営をします。マヨルカ島は地中海に浮かぶ島で、ヨーロッパのハワイという別称があるほどの絶景が眺められる場所。
このゲームで勝つために得点を集める必要があり、その点数を手に入れる方法はいろいろあるので、その都度、臨機応変に見極める必要があります。
なんと、昼寝をすることでも得点を手に入れることができるのです。これは日本ではありえない発想かもしれません…。
ルールは複雑に感じるかもしれませんが、繰り返し遊ぶと要領がつかめるはずです。
そして何と言っても、輸送をしてくれるロバのカードがかわいいのが魅力。
とにかく忙しく頭を働かせたい方、効率を重視するのが得意な方はぜひ。
番外編・アプリで遊ぼう
そうは言ってもコンポーネントの多さなどもありセットアップが大変なため、デジタル版で遊びたい…その気持ちもとても分かります。
なので、番外編としてアプリのおすすめボードゲームをご紹介していきます。
悪夢の世界から脱出することが目的のソリティア。手札が尽きるまでの間に4つの色の扉をそれぞれ二つ探し出すことができれば勝利。
ゲーム全体の陰鬱でありながらも幻想的な雰囲気がよく表現されていて、寝る前のひと時に遊ぶのがおすすめのアプリです。
自分の所持するタイルを自由に組み合わせて、『異なる色、または同じ数字3つ以上』『同じ色、連番になった数字のタイル3つ以上』の役を作り場に出します。
手持ちをすべて使い切ることができれば上がり。
麻雀に似た雰囲気ですが、すでに場に出されたタイルを崩して新たな役を作ることができるのが大きな特徴。
まとめ
私の個人的なおすすめボードゲームを紹介しました。
- 運を天に任せて異形を打ち倒す、エルダーサイン
- パズルで産物を手に入れて…ダーダオチェン
- 昼寝をしたり、ロバで商品出荷したりと案外忙しい。ラ・グランハ
一人で遊んでも楽しいし、家族や友人、見知らぬ人と遊んでも楽しいボードゲーム。家族以外と遊ぶのは今はなかなか難しいのですが、団らんの時間のためにぜひ取り入れてみてほしいです!